皆様初めまして、新入生五番目としてブログを書かせていただく富田です。このサークルでは幻想文学やミステリーが多いようですが、普段私はほのぼのとした小説を読むことが多いです。時々ミステリーやクセのある本を読む感じです。なお、文章力が低い上にブログというものを書いたことが無かったため、他の方と同じような文章構成になっているかもしれませんが、温かい目で読んでいただけると幸いですm(__)m

今回紹介させていただくのは、三浦しをんの「神去なあなあ日常」です。読もうと思ったきっかけは、この本の続編の「神去なあなあ夜話」が文庫化しました! という電車のドア広告を見たからです。つまり大分過去に出版された本ですがご了承ください。
この本のテーマはズバリ「林業」です
。主人公の平野勇気は高校まで勉強をろくにせず、高校を出たらフリーターで食っていこうと考えていた矢先、突然母から「就職先が決まったからここで住み込みで働け」と言われ、荷物と住所の書かれた紙を渡されて家を追い出されてしまいます。仕方なく就職先に行きましたがそこは三重県の林業の現場だった!……
これ以上は、ネタバレになってしまうかもしれないのであらすじ紹介はここまでにします。

[1]専門的知識を練り混ぜたストーリー(引き継ぎワード)

やはり主人公が林業に奮闘する様子を描く上でその専門知識は重要になってきます。省いてしまうこともできますがそれでは林業の魅力は伝わらないと思います。木の伐倒の仕方や木の登り方など、思わずへぇーと言ってしまうことがあるでしょう!

[2]個性豊かな登場人物

この本の魅力はなんといっても登場人物の面白さです。村一番の力持ちや普段はじっとしているが、いざというときに素早く動いて主人公を助けてくれるおばあちゃん、いつものんびりとしている村民、などなど様々な人物がひしめいています。登場人物同士のやり取りは非常におもしろいです。

[3]これぞ、日本の田舎

この本の舞台の神去村は、実在しない村ですが、日本の田舎らしいと感じました。まず「なあなあ」というのは、この村独自の方言であり「のんびり行こう」「元気ですか?」などのいくつもの意味を兼ねているので大変便利です。ですが都会では絶対使えないでしょう。
また、この村は携帯電話が通じず、インターネットも入っていません。とても不便で退屈な日々だと思われるかもしれませんが、都会にはない大自然が広がっているので毎日心が癒されるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。続編もありますが物語の矛盾を防ぐためにも「~日常」から読むことを強くおすすめします。
東洋の夏休みももう終わりです。また単位のことを考えていかなきゃならないと思うと悲しい、でもそんな悲しみを読書で吹き飛ばそうと思います。