こんばんは、ミステリ研会長の鹿野です。
ついこないまで新年だ駅伝だと言っていたのに、そろそろ1月も終わりというその喪失感。
最近特に、時間が進むのが早くなるように感じます。このままだと後10年後はどうなってしまうのか心配でなりません。

さて、先日更新しました「一年を振り返って」という記事の続きです。
「春夏」とまとめたので、当初は「秋冬」でまとめていこうと思ったのですが、流石にこの時期はイベントが多いですし、
冬はまだ「合宿」などのイベントが残っていますので、とりあえずは「秋」だけで書いてみようと思います。

秋はなんといっても「学園祭&神保町ブックフェスティバル」と「文学フリマ」が記憶に残っています。まま、11月ですからどちらかと言えば冬ですけども。ただ両方共、夏からずっと準備してきたことなので、どちらかと言えば「秋」というイメージが強くあるんです。

ではまず「学園祭&神保町フェスティバル」について。
私自身は当時、文学フリマに出しますミステリ研の機関誌にずっと頭がいっていたため、恥ずかしながらあまり学園祭には時間を割けませんでした。
ですので、学園祭に関してはサークルの後輩達にほぼ投げっぱなしだったかと思います。彼らは、本当に頑張ってくれました。
「幻想文学研究会」はタロット占いを行い、前年の倍以上の客入りを。
「ミステリー研究会」は古本市を行い、そこそこの売上を出すことが出来ました。
本作りも楽しいのですが、時にはこのように普通の大学生サークルっぽいことをやると青春をほんのり感じることがあります。

また、あの時は本当に忙しかったのですが、どうしても新会員を神保町ブックフェスティバルに連れて行ってあげたかったので、
時間をみて数時間だけ行って来ました。雨降ってしまって散々でしたけど、収穫がありましたねー。
私は例年通り河出、東京創元、国書刊行会に人の群れを掻き分けながら入り込んで何冊か買いました。
しかし、なんと言いますか、来てる人は皆本をじっくり選びたいですから、結果として中々本の前まで辿り着けずどこでも苦労するのですが、その時は疲労感よりもむしろ「ああ、私と同じ本が好きな人がこんなにいるんだ」という嬉しさを感じるんです。
年齢もバラバラですし、交わす言葉もせいぜいぶつかった時に謝る時ぐらいではありますが、どこか通じてるところがあるように思えてきます。
ただ、ただ、私の目の前で欲しい本が消えていった時はやっぱり、悔しい。

それで、こういう時に思い出すのは、前に乱歩先生の本で読んだエピソード。随分と前に読んだので、かなり曖昧なのですが……
戦後、乱歩他海外ミステリに飢えていた愛好家たちは足を棒にして作品を探し求めていました。
とはいえ、そうポンポン入ってくるものではありませんので、ミステリ好きが本を求めて立ち寄る場所は決まってきます。
そんな中、なんと乱歩先生。とある書店で海外ミステリを紐で結んであるのを大量に発見しました。
その時は買えなかったので、後に日をあらためて取りに行ってみるとなんとなくなってしまっている。
店主に聞いてみると、友人の作家(有名な方だったかと。忘れてしまいました…)が見つけるなり買っていってしまったと。
後で貸してもらおうと思ったという、ほのぼのする話。

実はサークルでもこういうことは有りまして、特に大学の図書館などは
私が今度借りようと思っていた本がいざ借りに行った時にはなく、実は先に後輩が借りていっていたなんてことは何度もあります。
逆もまた然りで、恥ずかしながら私は時々延滞してしまうことがあるので、知らず知らずのうちに後輩に迷惑をかけたりしております。
いや、本当に良くないことなんですけども。

しかしま「同好の士」というのはかけがえの無いものであると同時に、一番のライバルなわけで。
そんな人と会うというのは、人生において一つの重要な切り替え点にもなり得ます。
特にサークルにいると、同好の士どころか自分が読んだ本の殆どを読んでいるような凄い人と出会ったりすることもあり、
つくづくサークルとは面白いものだなと感じます。

ではま、オチが思いつかず非常につまらない落とし方をした辺で、文章の方もかなり長くなってしまったので、今回はこの辺で。
次回は「文学フリマ」について。
P.S
最近はいつもいつも「メール下さい」「メールメール」としつこく言っておりますが、
もしよろしければコメントの方も頂ければと……。
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