いやぁ・・・秋です。台風です。こうやって文章書いている間も家が揺れて・・・怖いもんですね、台風ってものは。まぁ来なかったら来なかったたらで困るものではありますが。

さてまずは・・・こうやってサークル外へのアピールを目的としているブログでこういうことを言うのもなんですが、夏休みブログ企画担当者の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして見ていただいている方には、期間中何週かお休みさせて頂く期間が出来てしまい、申し訳ありませんでした。

しかしこの夏休み企画、私個人としては中々楽しい企画でした。顔を知っている人間の文章を見るというのは不安7割期待3割なものですが、今回多くの人が私の予想を超える良い文章を書いてくれて、本当に嬉しいものです。

今後は基本私がこのブログを執筆いたしますが、まだブログを書いてない会員もいますから、折を見てぜひ彼らにも・・・と思っています。ご期待ください。

では秋学期。本連合はまず「ミステリー研究会」が「第十五回文学フリマ」へ参戦いたします。
http://bunfree.net/?15th_bun

実はこのミステリー研究会、私が設立したサークルなのですが今回がイベント初参加となります。
もちろん出す会誌も第一号。SF研究会のように今後30年、40年続くかもしれませんから、もし買っておけばいつか価値が出る・・・かも?出ればいいな。タイトルはまだ未定です。

そして、記念すべき第一号会誌で扱うテーマは「アントニイ・バークリー」!(正式テーマ名は「バークリー オブ センス」となっております)

このアントニイ・バークリー(別名 フランシス・アイルズ他多数)という作家、聞き覚えのない方も少なくないかと思います。
彼は192~30年代イギリスで活躍した作家なのですが、この時代は「黄金時代」という英米ミステリの絶頂期でして・・・例えばクリスティやクイーン、カーなどの超一流作家が活躍が目立ってしまい、彼はどうしても一歩引いたところにいるというイメージがあります。

しかしその功績、作品の質は、彼ら超有名作家と比べひけをとるものではありません・・・と、私は思っております。

作品では愛すべき素人探偵(失敗率高し)ロジャー・シェリンガムの創造、『第二の銃声』『試行錯誤』『偶然の審判』などに代表されるミステリ革新精神、フランシス・アイルズ名義で書かれたあの三大倒叙小説が一つ『殺意』、また実務でもイギリス推理作家協会の設立にも中心になって関わったことが知られています。

日本では、「このミステリーがすごい!」海外編ランキングで1995年『第二の銃声』で五位(更にこのミス賞設立から20周年に行われた20年の『ベスト・オブ・ベスト』でも5位)、2002年『ジャンピング・ジェニイ』で6位にランクインするなど、かなりの評価を受けています。

今回、ミステリー研究会でこの作家をテーマにしたのには、大きな意味があります。

黄金時代、中心にあったパズル派がトリックを次々と作り、ポンポンと消費していく中で、
バークリーは冷静にミステリーの行く先、これからミステリはどういった方向性へ行くのかを考え、その結果として数々の革新的な作品・驚きに満ちた作品を生み出しました。

私はそこに、バークリーの、クイーンにも負けない「ミステリ愛」があったと思っています。いや、信じているといってもいいでしょう。

出来たばかりのこの「東洋大学ミステリー研究会」がどこまで続くか、誰にもわかりません。
ただ私は、このサークルを立ち上げた人間として、現在のサークル会員とこれからサークルの会員になる人たちに「ミステリ愛」を、心の片隅でもいいから持っていて欲しい、

そしてその心でもって「ミステリーの新たな楽しみ」=革新を発掘すること・行うことを、続けて欲しいと思います。まぁ言ってしまえば、私の自己満足ではあるんですが・・・。

それでは。会誌の一ページにでも載せようと思っていた感涙物(笑)の文章をうっかりここに書いてしまったところで、そろそろ閉じることにしましょう。

では、また。次回は・・・まぁ、その、二週間以内に。頑張ります!