こんばんは。FSM総責任者のソリティアです。

前回告知した通り、今回を第一回としてミステリ研企画「私の‘本‘」と題しまして、会員それぞれが本と関係する、何かを書きます。
それは本の感想文だったり、推薦文だったり、はたまた今までの読書体験、執筆経験、ショートショートなんかもあり得るかもしれません。全て自由、ということで内容は彼らに一任しています。

そして、第一回の私ですが・・・どうしようかな、と。
この一週間、ずっと考えていました。私のこの記事がこれからの人の基準となるわけですし、責任重大です。

・・・しかし結局大した案も出なかったので、色々と彷徨いながら書いてみることにしました。

私は普段、ミステリばかりを読んでいるのですが・・・ふと、考える時があります。
ミステリの魅力とはなんだろう、と。
ミステリは、人を殺すことが平然と行われるジャンルです。
黄金時代の作家ヴァン・ダインは長編ミステリでは死体は必ず必要だ、とまで言いました。
ある意味で、異常なジャンルなのです。

ではなぜ人は、こんなジャンルに心惹かれるのでしょうか。

謎解きの楽しみ、個性派探偵の活躍、社会風刺・・・・etc。
色々あります。

しかし、私は第一に「謎が解かれる時のカタルシス」こそが存在すると思っています。

ストーリーが進むにつれ、ドンドンと濃くなっていく目の前の「謎」
それを最後のたった数十ページ、ないしは数ページたらずで
完全に晴らしてしまうのですから、読者の感動は凄まじいものがあります。
ミステリとは、そこに収束するのではないでしょうか。

はてさて。

そんなこんなで私は、ミステリのくれる感動が忘れられず「またあの興奮、感動を感じたい」とまるで麻薬のごとく望んで望んで望み続けて・・・今こうやって、ミステリ好きとしてこの文章を書いています。

色々な作家、作品と出会いました。
時には「こんなやり方いいの?」と憤り、時には「おぉ・・・」と言葉も出ないほどの感動を覚え、
時には「???」のまま本を閉じることもありました。

今も私は、ミステリを読み続けています。

結局のところ、それだけかもしれません。

ミステリは魅力的な探偵に彩られた素敵な「謎」と、その裏に隠れたカタルシスで出来ています。

このサークルは、その中から何を生み出すことが出来るでしょうか。

私には、まだわかりません。

けど何かを見つけられるんじゃないかなーと、今年度の新会員の皆を見てそう思っています。
根拠なんてありはしませんが、物語に第六感はつきものです。ミステリではタブーですが。

このブログは、その為の第一歩。研究を「楽しむ」うちのサークル会員としての第一歩。
だから、時間を忘れるくらい熱中して、楽しんで書いて欲しいと思っています。
本が好きな会員の皆なら、きっとそんな楽しみ方が出来るはず。

それでは。FSM総責任者のソリティアでした。
これから書く会員の皆、頑張れ―。