こんばんわ。タイトルには六月と書いてありますが、暑さが厳しい7月になってしまいました。遅れてすみません。このサークルには二年生から入りましたがとても居心地よく過ごしています。部室ではコバエが問題になっているようで、暑さはやっぱりいいものじゃないなあと思います。さて、では引継ぎワードを紹介します。【クローズド・サークル】です。ミステリといえば王道の言葉ですね。多くの有名なミステリの中でこの言葉は出てくると思いますが、わたしが選んだのは法月綸太郎さんの『雪密室』です。名は体を表すといいますが、このタイトルがそのままこの小説の内容をあらわしていると思います。この作品はクイーンばりに読者への挑戦を作品内で読者にたたきつけています。私自身、エラリー・クイーンが好きなので、この法月さんの演出がとても気に入り、この作家さんが大好きになりました。

<あらすじ>

山荘に集められたなにやらわけがありそうな招待客たち。雪が降り、山荘に閉じ込められた日の翌日、招待客の一人の美女が殺されていた。雪が降り積もった殺人現場の周りには足跡一つ見つからない密室状態。その中の一人法月警視は息子の綸太郎とともにこの密室の謎に挑んでいく。名探偵綸太郎の初舞台。

少し、ネタバレがあります。

【密室】

殺害現場である離れのまわりには雪が降りつもっていた。しかし、離れの周りには犯人らしき足跡がないという雪によっての密室状態。そして、離れには鍵がかかっていた。その鍵は世界に二個しかないという特殊な鍵で一個は被害者が持っていて、もう一個は使用できない状況にあった。という二重の密室状態で被害者の美女は死んでいた。もう密室という言葉を聞くだけでワクワクしてしまいます。

【読者への挑戦状】

この言葉を見るとやはりエラリー・クイーンが思い浮かびます。親が警視で息子の名前は作家と同名同姓という本作の設定もクイーン好きにはたまらないと思います。ぜひ、エラリー・クイーンが好きな人も読んだことがない人も、この『雪密室』を読んでみてください。そして、読者への挑戦状が来た場合は、もう一度最初から読み直し、名探偵になった気分で謎を解いてみて下さい。

【クローズド・サークル】前回からの引継ぎワード

言葉の意味は前回のリレーブログで紹介されていたと思うのでそちらを見てください。招待客は山荘に集められ、雪で帰れなくなり晩餐では不穏な空気が流れ殺人が起きやすい状況にいつのまにかなっていく。ミステリ好きなら一度は、ああ、クローズド・サークルを体験してみたい、そんな状況に陥ってみたいと思ったことがあるという人がいると思います。私もそうです。ただ、この作品の場合警察は来ます。なので、ずっと名探偵が出張っているわけではなく警察の見解やほかにもさまざまな意見が出たうえで警視の息子綸太郎が謎を解き明かします。

なんだか最近ミステリ読んでないなって人はぜひ読んでみてください。